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鬼八法師
鬼八法師【キハチホウシ】 ◯地域 阿蘇地方 ◯概要 阿蘇を開発した健磐龍命(阿蘇大明神)の家来であった鬼八は、往生岳から的石に向けて射った矢を拾う役目を仰せつかった。命が射られる度に矢を拾っては持ち帰り、往復五里(約20km)の距離を超人的な速さで行き来していた。...
百怪堂
2022年9月27日
クラゲのようなもの
クラゲのようなもの【クラゲノヨウナモノ】 ◯地域 熊本市東区新外 ◯概要 ある人が小学生のころに弟と2人で空手を習っていた。送迎は母が運転する車である。 その日も夕暮れに迎えに来てくれた。 家の近くの駐車場に車を止めて降りたときのこと。ふと見上げると風鈴またはクラゲのような...
百怪堂
2022年9月26日
天徳幽霊
天徳幽霊【テントクユウレイ】 ◯地域 豊秋列村(現・御船町小坂・陣豊秋) ◯概要 昔、陣村に天徳という相撲取りがいて親孝行であった。年老いた母を一人残し、若くして死んでしまった。母の身を案ずるあまり幽霊となって出ていたという。その天徳を埋葬したところが天徳塚として残っている...
百怪堂
2022年9月25日
ムラカゼ
ムラカゼ ◯地域 人吉市井ノ口町 ◯概要 主として犬・猫・狐などが憑く事をムラカゼという。特に犬が強く、インカゼと呼んで嫌っている。その対処策としては、祈祷してもらうそうである。ムラカゼの人たちは、他人に好まれないので、その中だけの通婚が多いそうである。 憑物の一種です。...
百怪堂
2022年9月24日
火玉
火玉【ヒダマ】 ◯地域 球磨郡多良木町 ◯概要 米や麦を粗末にして焼き捨てたりすると、穀物の精は火玉となって現れ、家から風を切って飛び出す。その家は次第に貧困となる縁起の悪いことだとしている。 ◯参考文献 『管内実態調査書第5(城南編)』熊本県警察本部警務部教養課 1962年
百怪堂
2022年9月23日
轟の渕の大蛇
轟の渕の大蛇【トドロキノフチノダイジャ】 ◯地域 人吉市東大塚町 ◯概要 大塚発電所の南方100mにある胸川の滝で、滝の落ちたよどみを轟の渕と呼んでいる。円形で大きく、青々として一見気味の悪い。 この渕には大蛇が2匹棲んでおり、1匹は毒蛇で1匹は毒を持っていなかった。毒蛇が...
百怪堂
2022年9月22日
白鐘山の五助狐
白鐘山の五助狐【シロガネヤマノゴスケキツネ】 ◯地域 菊池市 ◯概要 ある日、菊池の赤星の謙蔵と伊之作が、白鐘山の山道を歩いていた。旭志村の岩本の親戚に、近所の人が亡くなったことを知らせに行くところであった。 2人が道を急いでいると、道の側の大きな茶の木の横に、大きな狐が寝...
百怪堂
2022年9月21日
源四郎狐
源四郎狐【ゲンシロウキツネ】 ◯地域 菊池市西迫間 ◯概要 昔、松山ン原に源四郎狐が棲んでおり、美し女子に化けたり、馬糞の饅頭を食わせたりと人を良く騙していた。村人もこれには皆迷惑していた。 ある時、松山ン原付近の村の知恵者の男が、「狐のくせに人間ばだまくらかすとは、けしか...
百怪堂
2022年9月20日
戸馳の泉
戸馳の泉【トバセノイズミ】 ◯地域 戸馳村(現・三角町戸馳) ◯概要 昔、戸馳内瀉部落に泉があった。通称は河。この泉は水がよく、付近の人にとって大切な飲料水で、村人は朝夕この泉に水を汲みに行っていた。 ある朝、村の老人(氏名不詳)が朝一番に水を汲みに行き、そのまま消息が分か...
百怪堂
2022年9月19日
おさん嬢
おさん嬢【オサンジョウ】 ◯地域 水俣市江添 ◯概要 昔、平上の山におさん嬢という綺麗な娘がいたが、宇土のすぐり主(藁すぐりの主)との間に婚姻が成立し、嫁ぐことになった。 すぐり主は働き者であったが、おさん嬢は怠け者であったのですぐり主が気に入らず離縁することになった。媒酌...
百怪堂
2022年9月18日
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