戸馳の泉【トバセノイズミ】
◯地域
◯概要
昔、戸馳内瀉部落に泉があった。通称は河。この泉は水がよく、付近の人にとって大切な飲料水で、村人は朝夕この泉に水を汲みに行っていた。
ある朝、村の老人(氏名不詳)が朝一番に水を汲みに行き、そのまま消息が分からなくなった。家人が心配して泉に行ってみると、10本の爪の指を残して老人の姿はない。村人と共に付近を捜索したが、衣類すら見つからず、その後村人はその泉を恐れて埋めてしまった。
猟奇殺人事件なのではないかと思いますが。
どうでしょう。
◯参考文献
『管内実態調査書.熊本編』熊本県警察本部警務部教養課 1961年
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