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オトラ
オトラ ◯地域 阿蘇郡小国地方(小国町、南小国町) ◯概要 オトラは赤ん坊のとき大変な泣き虫で手に負えぬ子だった。 「お前のような子はキツネにくれてやるぞ」といって、親が彼女を家の外に押出したところ、そのまま帰って来ず、どうも本当にキツネに育てられた。 全身に毛が生え、皮膚は油紙のようになって、あちこちの村で見かけた人がある。 それでも親の年忌年忌にはゼニサシに一文銭をたくさんさして窓から自分の家に投込んでおくという。 ◯参考文献 『丸山学選集』民俗篇 古川書房 1976年
百怪堂
3 日前
耳なしお地蔵さん
耳なしお地蔵さん【ミミナシオジゾウサン】 ◯地域 板木村(現・球磨郡五木村板木) ◯概要 板木村の鶴崎店の上のところに祀ってある。 耳が痛む時に小さい竹の筒を持って、片方を自分の耳に当て、片方をお地蔵さんの口に当て拝むと、お地蔵さんの息が通って耳の痛みが治るという。 ◯参考文献 金山 正『五家荘の民俗』日本談義社 1955年
百怪堂
6 日前
山婆のカミゲ
山婆のカミゲ【ヤマンバノカミゲ】 ◯地域 上益城郡緑川(およそ現在の甲佐町あたり) ◯概要 上益城郡緑川の老人が語るところによれば、山の木に山婆の髪の毛が引っ掛かっているのを猟師が見つけて持って帰ることがある。3尺位のもある。猟師はそれを大事にして生の神のところへ置きに行く...
百怪堂
2024年11月24日
若宮さん
若宮さん【ワカミヤサン】 ◯地域 牛深市(現・天草市牛深町) ◯概要 池田の防波堤のある山の麓に、四角柱の石碑がある。 これは池田沖で難破して池田の海岸に打ち寄せられた遺体を葬って、その霊を慰めるために大西家が建立した。...
百怪堂
2024年11月23日
ガゴ
ガゴ ◯地域 熊本県南部 ◯概要 ガゴというのは妖怪や変化に類する化け物および怪物の一般名称である。 「ガゴが出るぞ」と子どもを脅すと、怖がって夜は一歩も外を出なかったという。 八代郡下松求麻村(現・八代市坂本町)では、雪の中にいる怪物として“ ユキガゴジョ...
百怪堂
2024年11月21日
瓶棺の葛根
瓶棺の葛根【カメカンノカッコン】 ◯地域 下益城郡松橋町(現・宇城市) ◯概要 緒方惟義の家老の墓と伝わる桜の大木がある。墓といっても桜があるのみで、墓石は存在しない。 享保18年(1733)貧民がこの桜の根の葛根を掘ると、瓶棺を抱いた葛根があった。貧民がこれを食すとたちま...
百怪堂
2024年11月20日
黄金の鳥
黄金の鳥【オウゴンノトリ】 ◯地域 阿蘇郡波野村(現・阿蘇市) ◯概要 一年の中で正月の朝一度だけ、黄金の鳥が飛んできて、ただ一声なくという。この鳥はなかなか一目につかず、この鳥を見た人は目がくらんで「めくら」になるといわれ、誰ひとり見に行こうとする人はいないという。...
百怪堂
2024年11月17日
桜が池の大蛇
桜が池の大蛇【サクラガイケノダイジャ】 ◯地域 上益城郡山都町 ◯概要 柏村柳から伊勢梶原に通ずる旧道の西方約330メートルに桜がある。現在は水はなく窪地となっている。 昔は池の周囲は桜の木が繁って常時水をたたえており、大蛇が住んでいた。しかもその大蛇は3つの頭であり、持ち...
百怪堂
2024年11月15日
ひとみごくう
ひとみごくう ◯地域 肥後ある村 ◯概要 民話『トッペイロクの話』に出る怪物。 肥後のある村に”ひとみごくう”という化物が宮の神になっていた。毎年その村では、若い娘をその宮の神に生贄としてつづらに入れて捧げねば、村の作物に大きな災いがあるというので、仕方なく毎年秋になると...
百怪堂
2024年11月14日
白く透けるモノ
白く透けるモノ ○地域 山鹿市鹿北町岩野 ○概要 ある人が子供の頃の話。 その日はゆーかむレストランの夏祭りがあった。 夕方の薄ぼんやりとした時間になると、友達たちとみんなで肝試しをしようということで、近くを流れるい岩野川沿いを歩いていた。その人は懐中電灯を持っていたが、集...
百怪堂
2024年8月17日
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