八つ目の赤亀【ヤツメノアカガメ】
◯地域
◯概要
景行天皇から聖武天皇の御代まで、岩原のある池の上に不思議な光が現れていた。
大神という人が、池のそばに行って拝んでいると、突然8つの眼を持った赤亀が池に姿を現した。赤亀は、頭に鏡を乗せ、首に500の玉を掛け、口に矛を咥えていた。そして、そばで見ていた大神に矛と鏡と玉を与えた。
それから、その三宝をお宮を造ってお祀りしている。
僕の考えた最強神獣みたいなやつです。
岩原は古墳で有名で、実際に勾玉なども出土していることからイメージされた伝説でしょうか。
◯参考文献
原田哲夫・竹下俊一『熊本県鹿本郡 米野岳中校区の民俗と歴史』米野岳中学校歴史クラブ1973年
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