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オグメ
オグメ 〇伝承地 天草郡二江村(現・天草市五和町) 〇概要 夜船している舟を追いかけてくる幽霊船のこと。柄杓を貸せと言われるとも伝わる。 〇参考文献 丸山学『熊本民俗事典』日本談義社1965年
百怪堂
2022年3月22日
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ウグメ
ウグメ 〇伝承地 天草郡牛深市(現・天草市牛深町) 〇概要 火の玉になったり、船や島になるといい、船の中にいる人全員に見える。ウグメの仕事と分かったら木灰を海面に流したら良いという。但しイジ(束輪)の灰は無効である。昔難船した死人の霊魂ではないかといわれている。 〇参考文献...
百怪堂
2022年3月22日
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骨をしゃぶる学生
骨をしゃぶる学生【ホネヲシャブルガクセイ】 ◯伝承地 熊本県熊本市中央区黒髪 熊本大学 ◯概要 熊本大学は明治23年(1890)に第五高等中学校として開校した。当時は、2人一部屋の学生寮があった。 ある年の夏、寮の2人部屋の1人が病気でもないのに数日前から顔が青ざめ、目は窪...
百怪堂
2022年3月21日
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天神社の霊木
天神社の霊木【テンジンシャノレイボク】 ◯伝承地 下益城郡豊野村糸石(現・宇城市豊野町) ◯概念 霊通寺の上に天神が祀られている。ここに一本の大木が聳えていた。あまりにも木が高く茂り、その影で農作物の実りが悪く、村人は大変困っていた。そこで庄屋の村山左衛門は、木を切り倒そう...
百怪堂
2022年3月20日
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ずめきどん
ずめきどん ◯伝承地 八代郡宮原町(現・氷川町) ◯概要 早尾の今宮と坊屋敷の中間地区に、阿蘇凝灰岩からできた小さな丘で、道端の崖にはいくつかの横穴がある「ずめき」という場所があった。 ここには「どうあん」という古狐が住んでいて色々な奇行を行っていた。部落の軒下の鍬やショケ...
百怪堂
2022年3月17日
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新田の虫
新田の虫【シンデンノムシ】 ◯伝承地 球磨郡多良木町 ◯概要 中原に庄屋の前田喜三衛門、目付け役の半左衛門兄弟がいた。この村には幸野溝が通じ多くの新田が開かれ、次第に暮らし向きが楽になっていった。それというのも、新田開発の為に年貢が安くなっていたからだ。...
百怪堂
2022年3月16日
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片目魚
片目魚【カタメウオ】 ◯伝承地 鹿本郡鹿央町(現・山鹿市鹿央町) ◯概要 千田八幡宮の前の池に住む鮒はみんな片目で、これを捕ると祟りがあると言われている。 ◯参考文献 熊本県小学校教育研究会国語部会編『熊本の伝説』日本標準 1978年1月
百怪堂
2022年3月15日
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猫の王
猫の王【ネコノオウ】 ◯伝承地 阿蘇郡 ◯概要 根子岳には虎のように大きい老猫である猫の王がいて、普段から大勢の猫が住むという。 阿蘇郡と南郷谷の猫は毎年、大晦日の夜にこの山に詣で、猫の王の前で御前会議を行うという。その為、人家で猫がいなくなると猫だけに登ったものと推測され...
百怪堂
2022年3月14日
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角が生えた馬
角が生えた馬【ツノガハエタウマ】 ◯伝承地 天草郡御所浦町(現・天草市御所浦町御所浦) ◯概要 嵐口部落の百姓が、海岸で牡馬を潮浴びさせ、浜辺に繋いだまま忙しさのあまり忘れ、一晩でそのままにしてしまった。 翌朝行ってみると、馬は産まれるはずのない仔を産んでいた。百姓は世にも...
百怪堂
2022年3月13日
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しんちょう落とし
しんちょう落とし【シンチョウオトシ】 ◯伝承地 上益城郡益城町 ◯概要 北原にしんちょう落としという場所があり、広崎と古閑の村道として小さな道が畑の上の畦道を通っていた。 ある時盲目の按摩「しんちょう」が上から落ちて死んだ。一ヶ月後発見された時には腐りかかっていたという。そ...
百怪堂
2022年3月10日
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