下野の大蛇【シモノノダイジャ】
◯地域
◯概要
南郷谷から来たという女の人が病気をして、下野のつつみの水が飲みたいというので、牛に乗せらて下野のつつみに来た。そこで水を飲ませようとしたら池の中へ飛び込んで、蛇の姿になった。お父さんがもう一度姿を見せてくれと言ったら元の姿を見せて、「自分はここの池の主になる」と言った。
その後、ここの水は月に一度は赤くなるという。またこの池は干す事はなく、干すと村を潰してしまうという。
話者:長陽村下野・上村茂久氏・60歳
阿蘇には、池の水が赤くなる伝承がいくつか確認できます。
◯参考文献
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