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金八の森の火の玉

  • 百怪堂
  • 2022年11月22日
  • 読了時間: 1分

金八の森の火の玉【キンパチノモリノヒノタマ】


◯地域


◯概要

昔、武磐竜命に「きんぱち」という忠僕がいた。あるひ、命はきんぱちをお供に狩りに出たが、その日に限って1匹も獲物がなく、山道を帰っていると、1匹の鹿が出てきた。命は、すぐに鹿を射止めてきんぱちに獲物を持ってくるように言いつけた。しかし、きんぱちは命令に服しなかったので、命は大層怒った。きんぱちは山の中に逃げて、麻生原に出たころに命の命令に反抗したことを深く悔い、山中へ引き返し自害した。

きんぱちを祀った石祠が麻生原の竹藪の中にあり、この金八の森から命を祀る津志田神社に火の玉が飛んでいくという。


武磐竜命(健磐龍命)の忠臣・金八、という事ですが、これは鬼八法師に関連する伝承ではないかと推測されます。

伝承の残る甲佐町も、鬼八伝説の残る阿蘇に程近く、名前も鬼八が訛って金八となったのではないかと睨んでいます。


さて、そんな鬼八法師については別記事でまとめていますのでこちらも是非。↓


◯参考文献

『管内実態調査書.熊本編』熊本県警察本部警務部教養課 1961年

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