百怪堂2022年3月3日斬塞ぎの瀬戸の怪火斬塞ぎの瀬戸の怪火【キリフサギノセトノカイビ】◯伝承地天草郡竜ヶ岳町◯概要 町の西端、瀬子の浦と横島の間に、斬塞ぎの瀬戸と呼ばれる場所がある。 昔、源氏が大勢の平家の落ち武者をこの瀬戸に斬り込んだので、海水が真紅に染まった。生き残りの落ち武者を迎撃しようとしたが、引き潮で海上の死体が瀬戸を塞ぎ迎撃ができなかったことからこの名で呼ばれるようになった。それ以降雨が降る夜などに怪火が現れるようになったという。 ◯参考文献牛島盛光編著『肥後の伝説』第一法規出版株式会社 1974年9月
斬塞ぎの瀬戸の怪火【キリフサギノセトノカイビ】◯伝承地天草郡竜ヶ岳町◯概要 町の西端、瀬子の浦と横島の間に、斬塞ぎの瀬戸と呼ばれる場所がある。 昔、源氏が大勢の平家の落ち武者をこの瀬戸に斬り込んだので、海水が真紅に染まった。生き残りの落ち武者を迎撃しようとしたが、引き潮で海上の死体が瀬戸を塞ぎ迎撃ができなかったことからこの名で呼ばれるようになった。それ以降雨が降る夜などに怪火が現れるようになったという。 ◯参考文献牛島盛光編著『肥後の伝説』第一法規出版株式会社 1974年9月
若宮さん若宮さん【ワカミヤサン】 ◯地域 牛深市(現・天草市牛深町) ◯概要 池田の防波堤のある山の麓に、四角柱の石碑がある。 これは池田沖で難破して池田の海岸に打ち寄せられた遺体を葬って、その霊を慰めるために大西家が建立した。...
瓶棺の葛根瓶棺の葛根【カメカンノカッコン】 ◯地域 下益城郡松橋町(現・宇城市) ◯概要 緒方惟義の家老の墓と伝わる桜の大木がある。墓といっても桜があるのみで、墓石は存在しない。 享保18年(1733)貧民がこの桜の根の葛根を掘ると、瓶棺を抱いた葛根があった。貧民がこれを食すとたちま...
黄金の鳥黄金の鳥【オウゴンノトリ】 ◯地域 阿蘇郡波野村(現・阿蘇市) ◯概要 一年の中で正月の朝一度だけ、黄金の鳥が飛んできて、ただ一声なくという。この鳥はなかなか一目につかず、この鳥を見た人は目がくらんで「めくら」になるといわれ、誰ひとり見に行こうとする人はいないという。...
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