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百怪堂

馬の首

馬の首【ウマノクビ】


◯地域


◯概要

両併市下の北向かいの山の柴にたぶの木があった。夜、この木に馬の首がぶら下がっていた。その馬の首は、土地の者が通ると見えるが、よその土地の者が通ると見えないといわれた。

数十年前、そこの地主がらその付近の芝を刈りとってしまったら、馬が4頭死に、またその木に鉄の杭を打っていたら、それが跳ね返って顔に傷がついたという。



話者:白水村両併・後藤今朝人・83歳


 

“さがり”に類する伝承で、地元の人間にしか見えないというのもまた面白いですね。

タブの木そのものに何か禍根があるのでしょうか。

 

◯参考文献

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