長老が淵金茶釜【チョウロウガブチノキンチャガマ】
◯地域
◯概要
阿蘇家が大友家と喧嘩を交えて阿蘇神社におられず、一時浜町に移られた。そのため、周辺に砦を築き、その一つに高城を築かれた。その城主の家来である水汲みに、長老さんという人がいて、その淵で水を汲んで炊事をしていた。
ある日、金の茶釜を洗っていたら沈んでしまい、捜しても見つからなかった。後に部落の人が大晦日、丑三つ時に通りかかると、その滝壺に金の茶釜が浮いていた。それで村人達が取ろうとしたが、取れなかったという。
話者は、久木野村河陰 清田恵氏 64歳
◯参考文献
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