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クラゲのようなもの

  • 百怪堂
  • 2022年9月26日
  • 読了時間: 1分

クラゲのようなもの【クラゲノヨウナモノ】


◯地域


◯概要

ある人が小学生のころに弟と2人で空手を習っていた。送迎は母が運転する車である。

その日も夕暮れに迎えに来てくれた。

家の近くの駐車場に車を止めて降りたときのこと。ふと見上げると風鈴またはクラゲのようなものが空を飛んでいた。

母の頭上少し上をゆらゆら動いていて、至近距離まで近づいてきた。色はなく透明だったが、確かに見えたという。

しばらく3人で眺めていたが、母の「捕まえてみよう」との提案で、弟が虫取り網を取りに行った。

弟を待っているあいだに、そのクラゲのようなものは空へと昇っていって見えなくなったという。


 

管理人の私が採取した話である。

体験者いわく、「動きには意思を感じ、生き物であると直感的に感じた」という。

また「母も確実に素面だし、3人とも不思議と怖さはなかった。今でもあれはなんだったのかと話す。」と語ってくれた。


話を聞きながら、『三州奇談』に載る“海月の火の玉”を想起したが、まあクラゲってだけで、火の玉ではないので関係はないだろう。

意志を持っているようだったというのは興味深い。仮に生物であれば新種の空飛ぶクラゲだし、UMAであればフライングゼリーフィッシュというところだろうか。


 

◯参考文献

管理人採取

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