きんかんばばあ
- 百怪堂
- 2024年6月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年6月9日
きんかんばばあ
〇地域
熊本市など
〇概要
ターボババアやジェットババアなどの高速老婆系統の怪。
金峰山・竜田山・東バイパスで目撃されている。
その姿は多様に語られ、「金柑を山ほど持っている」「顔が金柑のように小さい」など、名前に由来する特徴を持つ場合が多い。一方で両手に金柑と鎌をもって追いかけてくるなど殺意高めで語られる場合もある。
全体に「足が速い」という特徴は共通する。
また“きんかんじじい”という夫と夫婦で現れるパターンも存在する。
1980年頃には既に語られていた様で、元は実在する人物であったようだ。
◯追記
知り合いから情報をいただきました。
やはり1980代頃には確実に噂はあるようです。
ただ実際に見たとのこと。詳細は書けませんが実在する人物がいたようです。
実在人物の噂から尾鰭がついて派生していったか、当時すでに高速ババア系の都市伝説があり、それと混同され、現在の形になったものと思われます。
(2024/06/08)
都市伝説として熊本市内の小中学生ごろにはどこからとなく聞く話です。
決定的な文献がなく、伝聞中心ですので、他サイトも参考にしております。
もし”きんかんばばあ”について知っている情報があれば、ご一報ください。
世代によってもディティールが異なりそうです。
曖昧模糊とした”きんかんばばあ”の輪郭を明らかにしていきたいという強い気持ち。
〇参考文献
著者聞書き
『日本の都市伝説(怖い話)&未解決事件』(最終閲覧2024/06/05)


キンカンばばあについて
熊本県熊本市立田町出身
現在51歳
立田小学校出身 東京在住
キンカンババぁは実在しましたが、、
実際 その当時 立田山の中腹に溜池が有り 鮒釣り等で遊びに行ってました。その溜池の行く通り道に
ポツンと一軒家が有り 庭には金柑が植えてありました。その家の前を通らなければ溜池には行けない一本道。
その家の前を友達達と通過してると
、その家に住んでる老婆がうるさいっと家の中から怒鳴ってきました。
怒鳴られる理由は分からず当時の私達は走って逃げました。そんなことが数回続き 腹が立った僕達は 立田山のあそこのババぁは妖怪だと学校のみんなに言いふらしました。
あとその老婆のご主人もたまにいたのでキンカンジジィと名付けました(ガリガリに細いおじいちゃんでした。)
また草むしりしているおばあちゃん(キンカンババ)を冷やかしたところ
また怒鳴ってきた時に手に鎌を持ってたので 鎌を持って追いかけてくると
大袈裟に学校で言いふらしました。
その後 立田小学校から他の学校に伝わり今に至ります。
私は今 申し訳ないことをしたと思っております。
熊本百怪事典さまの記事を元に絵を描かせていただきました。
(こっそり後から加筆して手に金柑を持たせてます)