木山畷の火の玉合戦【キヤマノーテノヒノタマカッセン】
◯地域
◯概要
木山と赤井の間の畷(あぜ道)にでるという。
赤井城のお宮のところから赤い火の玉がボーっと昇り、「おや」と思い木山の古城を見ると青い火の玉がツツ―と上に昇る。当分はそこで睨み合うように動かず、やがて両方から舞ってきて、丁度畷の真ん中あたりで赤と青の火の玉同士が狂ったように上下に組打ちを始める。当分やり合い、ある時間になるとパッと消えるという。
これは昔、木山と赤井にはそれぞれ木山氏の城があり、戦国時代に鹿児島の島津勢に赤井城が攻め落とされ、そこを根城に木山城も落とされた。その時の両者の禍根が残っているためだという。
木山城跡には実際に足を運びました。
当時の木山城の面影は、小高い地形が残るのみで、現在は一部が公園に一部は霊園になっています。
赤と青の火の玉が狂ったように組み打ちをしていたという、赤井城方向は木が茂っており、写真がうまく撮れませんでした。無念。
少し方角は違いますが、周辺写真を掲載させて頂きます。木山城周辺の畷の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
木山城周辺
木山城跡立て看板
ちなみに…
この日は同町にある“しんちょう落とし”も探しましたが、調査不足で見つからず…。
いずれ再調査します!
◯参考文献
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