アンシン
◯地域
◯概要
田口には、大きな銀杏の木があり、この根元には石碑が立っている。石碑は丈が高く大きなもので人々はこれを”アンシン”と呼んでいる。
昔、坊主と思われる人が、銀杏の木の根元に穴を掘り生き埋めになった。その時、この人は「三日三晩鐘がなり続け、私が死ぬまで鳴りやまない」と言った。その通りに、生き埋めになった日から三日三晩鳴り続け、その後はぴったりと鐘の音が止まったので、人々は「これで安心安心」と言った。
その事から、この石碑を”アンシン”と呼ぶようになったそうである。
坊主と思われる人が何故生き埋めになったのかは定かではない。
坊主と思われる人やら、生き埋めの理由不明やら、何かとよく分からない事が多い不思議な話です。安心、安心。
◯参考文献
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