けだものが喜ぶ唄【ケダモノガヨロコブウタ】
◯地域
◯概要
牛深宮崎に「平蔵どん」と言う片目の爺さんがいて按摩をしていた。この爺さんは、牛深中のことならどんな山奥でも知っていると言われている人であり、また歌の名人である。そして他の者は誰も知らない、けだものが非常に喜ぶ唄を知ってるという。
ある晩、遅く町外れの小学校の前をトボトボ帰っていると、若く美しい女が来て自分の家へ案内して行った。実はそこは山奥のけだものの集合所であった。そこであのけだものが大好きな唄を唄わされて、お礼に5円札を貰って帰った。
その後この爺さんは悉く運が良いそうである。
けだものが喜ぶ唄、その概要は伝わりませんが非常に興味深いお話しです。
◯参考文献
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