百怪堂2022年8月8日牛鬼ヶ谷の怪物牛鬼ヶ谷の怪物【ギュウキガダニノカイブツ】◯掲載誌『肥後國誌』◯地域牛鬼ヶ谷(阿蘇のどこか)◯概要昔、白川村の農民が、ここに炭焼きに行った。夜、牛頭鬼形の者が出て牛の声で鳴くという。その事からここを牛鬼谷と呼ぶという。 これも”俱利伽羅様”と同様に『肥後國誌』に載る伝承です。牛鬼ヶ谷が、どこにあるのかまでは記載がないものの、阿蘇地域のどこかであることは間違いないです。 ◯参考文献北九州大学民俗学研究会『阿蘇山麓の民俗:熊本県阿蘇郡南郷谷』北九州大学民俗学研究会 1967年
牛鬼ヶ谷の怪物【ギュウキガダニノカイブツ】◯掲載誌『肥後國誌』◯地域牛鬼ヶ谷(阿蘇のどこか)◯概要昔、白川村の農民が、ここに炭焼きに行った。夜、牛頭鬼形の者が出て牛の声で鳴くという。その事からここを牛鬼谷と呼ぶという。 これも”俱利伽羅様”と同様に『肥後國誌』に載る伝承です。牛鬼ヶ谷が、どこにあるのかまでは記載がないものの、阿蘇地域のどこかであることは間違いないです。 ◯参考文献北九州大学民俗学研究会『阿蘇山麓の民俗:熊本県阿蘇郡南郷谷』北九州大学民俗学研究会 1967年
若宮さん若宮さん【ワカミヤサン】 ◯地域 牛深市(現・天草市牛深町) ◯概要 池田の防波堤のある山の麓に、四角柱の石碑がある。 これは池田沖で難破して池田の海岸に打ち寄せられた遺体を葬って、その霊を慰めるために大西家が建立した。...
瓶棺の葛根瓶棺の葛根【カメカンノカッコン】 ◯地域 下益城郡松橋町(現・宇城市) ◯概要 緒方惟義の家老の墓と伝わる桜の大木がある。墓といっても桜があるのみで、墓石は存在しない。 享保18年(1733)貧民がこの桜の根の葛根を掘ると、瓶棺を抱いた葛根があった。貧民がこれを食すとたちま...
黄金の鳥黄金の鳥【オウゴンノトリ】 ◯地域 阿蘇郡波野村(現・阿蘇市) ◯概要 一年の中で正月の朝一度だけ、黄金の鳥が飛んできて、ただ一声なくという。この鳥はなかなか一目につかず、この鳥を見た人は目がくらんで「めくら」になるといわれ、誰ひとり見に行こうとする人はいないという。...
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