百怪堂2022年2月12日嬰児淵更新日:2022年12月17日嬰児淵【エイジブチ】◯伝承地芦北郡芦北町◯概要吉尾字平谷川の権現滝の上にある。昔、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人が、淵の近くの洞窟に隠れ住んで暮らすうちに子が生まれた。しかし赤子の泣き声で隠れ場所が見つかることを恐れ、心を鬼にして我が子を淵に投げたと伝えられ、雨の降る夜には赤子の鳴き声がしていたという。 ◯参考文献牛島盛光編著『肥後の伝説』第一法規出版株式会社 1974年9月『管内実態調査書第5(城南編)』熊本県警察本部警務部教養課 1962年
嬰児淵【エイジブチ】◯伝承地芦北郡芦北町◯概要吉尾字平谷川の権現滝の上にある。昔、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人が、淵の近くの洞窟に隠れ住んで暮らすうちに子が生まれた。しかし赤子の泣き声で隠れ場所が見つかることを恐れ、心を鬼にして我が子を淵に投げたと伝えられ、雨の降る夜には赤子の鳴き声がしていたという。 ◯参考文献牛島盛光編著『肥後の伝説』第一法規出版株式会社 1974年9月『管内実態調査書第5(城南編)』熊本県警察本部警務部教養課 1962年
赤子淵赤子淵【アカゴブチ】 ◯伝承地 熊本県八代郡坂本村(現・八代市) ◯概要 百済来字川岳の瀬戸石の明神谷にある直径十メートル程の縁である。 昔、気違い女が赤子を抱えてここを通る時、急に泣き出した赤子の声にたまりかねて赤子をこの淵に投げ込んだ。その後夏になると瀬戸石部落の赤子が...
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