百怪堂2022年9月14日シバカキシバカキ◯地域玉名郡南関町◯概要夜に路傍で石を投げてくる怪物だという。柳田國男は『妖怪談義』にて、「シバとは短い草の生えたところで、そこを引っ掻くような音もさせるのだろう」と考察している。 ◯参考文献柳田國男/小松和彦 校注『新訂 妖怪談義』角川学芸出版 2014年1月水木しげる『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』講談社 2014年2月千葉幹夫編『全国妖怪事典』講談社 2014年12月
シバカキ◯地域玉名郡南関町◯概要夜に路傍で石を投げてくる怪物だという。柳田國男は『妖怪談義』にて、「シバとは短い草の生えたところで、そこを引っ掻くような音もさせるのだろう」と考察している。 ◯参考文献柳田國男/小松和彦 校注『新訂 妖怪談義』角川学芸出版 2014年1月水木しげる『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』講談社 2014年2月千葉幹夫編『全国妖怪事典』講談社 2014年12月
若宮さん若宮さん【ワカミヤサン】 ◯地域 牛深市(現・天草市牛深町) ◯概要 池田の防波堤のある山の麓に、四角柱の石碑がある。 これは池田沖で難破して池田の海岸に打ち寄せられた遺体を葬って、その霊を慰めるために大西家が建立した。...
瓶棺の葛根瓶棺の葛根【カメカンノカッコン】 ◯地域 下益城郡松橋町(現・宇城市) ◯概要 緒方惟義の家老の墓と伝わる桜の大木がある。墓といっても桜があるのみで、墓石は存在しない。 享保18年(1733)貧民がこの桜の根の葛根を掘ると、瓶棺を抱いた葛根があった。貧民がこれを食すとたちま...
黄金の鳥黄金の鳥【オウゴンノトリ】 ◯地域 阿蘇郡波野村(現・阿蘇市) ◯概要 一年の中で正月の朝一度だけ、黄金の鳥が飛んできて、ただ一声なくという。この鳥はなかなか一目につかず、この鳥を見た人は目がくらんで「めくら」になるといわれ、誰ひとり見に行こうとする人はいないという。...
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