top of page
検索
百怪堂

帆掛け船

帆掛け船【ホカケフネ】


◯地域

熊本市 沿岸部



◯概要

前方に突然帆掛け船が現れ、方向を変えて避けるとまた前方に現れるので、舟を止めると帆掛け舟は消えたという。また盆の16日に出漁すると難破船でなくなった人の亡霊が迎えに来ると云われていたところもあるという。


◯参考文献

新熊本市史編纂委員会編『新熊本市史 別編 第二巻 民俗・文化財』「船幽霊」熊本市 1996年3月

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

若宮さん

若宮さん【ワカミヤサン】 ◯地域 牛深市(現・天草市牛深町) ◯概要 池田の防波堤のある山の麓に、四角柱の石碑がある。 これは池田沖で難破して池田の海岸に打ち寄せられた遺体を葬って、その霊を慰めるために大西家が建立した。...

瓶棺の葛根

瓶棺の葛根【カメカンノカッコン】 ◯地域 下益城郡松橋町(現・宇城市) ◯概要 緒方惟義の家老の墓と伝わる桜の大木がある。墓といっても桜があるのみで、墓石は存在しない。 享保18年(1733)貧民がこの桜の根の葛根を掘ると、瓶棺を抱いた葛根があった。貧民がこれを食すとたちま...

黄金の鳥

黄金の鳥【オウゴンノトリ】  ◯地域 阿蘇郡波野村(現・阿蘇市) ◯概要 一年の中で正月の朝一度だけ、黄金の鳥が飛んできて、ただ一声なくという。この鳥はなかなか一目につかず、この鳥を見た人は目がくらんで「めくら」になるといわれ、誰ひとり見に行こうとする人はいないという。...

Comentarios


bottom of page