松の木の霊百怪堂2022年9月10日読了時間: 1分松の木の霊【マツノキノレイ】◯地域天草郡櫨宇土村(現・天草市枦宇土町)◯概要昔この地域で山火事があった。この山中に一本の大きな松の木があって、日頃神聖視されていたが、この木も焼けてしまった。それを見ていた人達の話では、松の木に火がつくと、根元の空洞の中から大きな火玉が飛び出て、上へ三四間上がったかと思うとバッと消えた。これは松の神様であったと語り伝えている。 ◯参考文献濱田隆一『天草島民俗誌』郷土研究社 1932年
オトラオトラ ◯地域 阿蘇郡小国地方(小国町、南小国町) ◯概要 オトラは赤ん坊のとき大変な泣き虫で手に負えぬ子だった。 「お前のような子はキツネにくれてやるぞ」といって、親が彼女を家の外に押出したところ、そのまま帰って来ず、どうも本当にキツネに育てられた。 全身に毛が生え、皮膚は油紙のようになって、あちこちの村で見かけた人がある。 それでも親の年忌年忌にはゼニサシに一文銭をたくさんさして窓から自分の家
耳なしお地蔵さん耳なしお地蔵さん【ミミナシオジゾウサン】 ◯地域 板木村(現・球磨郡五木村板木) ◯概要 板木村の鶴崎店の上のところに祀ってある。 耳が痛む時に小さい竹の筒を持って、片方を自分の耳に当て、片方をお地蔵さんの口に当て拝むと、お地蔵さんの息が通って耳の痛みが治るという。 ◯参考文献 金山 正『五家荘の民俗』日本談義社 1955年
若宮さん若宮さん【ワカミヤサン】 ◯地域 牛深市(現・天草市牛深町) ◯概要 池田の防波堤のある山の麓に、四角柱の石碑がある。 これは池田沖で難破して池田の海岸に打ち寄せられた遺体を葬って、その霊を慰めるために大西家が建立した。...
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