鏡の巣の主

鏡の巣の主【カガミノスノヌシ】

◯地域

◯概要

ある夜、鰐瀬区の篠塚の祖先が、悪夢のなかで大黒柱ほどの火柱が篠塚家の窓下に立った。その火柱が、老翁となって「余は鏡の巣の主なり。貴家と関係深きものなり。余が頼るべきは貴家あるのみ以後よろしく。」と言って、直ちに火柱となり鏡の巣へ向かった。同家ではこれを先祖として毎年3月15日祭祀を行っている。

◯参考文献

『管内実態調査書.熊本編補遺』熊本県警察本部警務部教養課 1961年

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