とっくり坂百怪堂2022年8月3日読了時間: 1分とっくり坂【トックリザカ】◯地域天草郡牛深町(現・天草市牛深町)◯概要牛深にとっくり坂という所がある。ここを通ると徳利が転んでくる。取ろうとするとコロコロ転んで行く。追って行けばどこまでも転んで行く。狐の仕業であるという。 ◯参考文献濱田隆一『天草島民俗誌』郷土研究社 1932年
オトラオトラ ◯地域 阿蘇郡小国地方(小国町、南小国町) ◯概要 オトラは赤ん坊のとき大変な泣き虫で手に負えぬ子だった。 「お前のような子はキツネにくれてやるぞ」といって、親が彼女を家の外に押出したところ、そのまま帰って来ず、どうも本当にキツネに育てられた。 全身に毛が生え、皮膚は油紙のようになって、あちこちの村で見かけた人がある。 それでも親の年忌年忌にはゼニサシに一文銭をたくさんさして窓から自分の家
耳なしお地蔵さん耳なしお地蔵さん【ミミナシオジゾウサン】 ◯地域 板木村(現・球磨郡五木村板木) ◯概要 板木村の鶴崎店の上のところに祀ってある。 耳が痛む時に小さい竹の筒を持って、片方を自分の耳に当て、片方をお地蔵さんの口に当て拝むと、お地蔵さんの息が通って耳の痛みが治るという。 ◯参考文献 金山 正『五家荘の民俗』日本談義社 1955年
山婆のカミゲ山婆のカミゲ【ヤマンバノカミゲ】 ◯地域 上益城郡緑川(およそ現在の甲佐町あたり) ◯概要 上益城郡緑川の老人が語るところによれば、山の木に山婆の髪の毛が引っ掛かっているのを猟師が見つけて持って帰ることがある。3尺位のもある。猟師はそれを大事にして生の神のところへ置きに行く...
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